具体的な仕事内容と年収

IT業界に数多くある仕事の中でも、重要な役割を担っているのがセキュリティエンジニアです。時代の移り変わりの中でIT技術は目覚しい進化を遂げていますが、それに伴ってインターネットを利用した犯罪、所謂サイバー犯罪も多様化しています。個人はもちろん、重要な機密を取り扱うビジネスにおいてもこうした外部からのサイバー攻撃に対する備えは常に万全にしておかなくてはいけません。セキュリティエンジニアは、文字通りインターネットで必要不可欠となるサーバーの安全を守るのが主な仕事です。

一口にサーバーと言ってもそれぞれ特徴が異なります。そのため、まず始めに行うのがクライアントが使用しているサーバーの調査です。調査によって仕組みを把握したら、最適なセキュリティ対策を企画、提案をして、クライアントからの許可を得た後、必要なプログラムを組んで実装をします。先ほども述べたように、この仕事は安全を守ることが仕事になるので、実装して終わりではなく継続的に管理と保守を行って、問題があればその都度対応していくのも仕事の1つです。
仕事に就く上で収入について気にする人も少なくありません。セキュリティエンジニアはキャリアによって若干の違いはありますが、平均年収は500万弱と比較的高めに設定されています。若い年代でも高収入を得ることができるのがこの仕事ならではの魅力で、専門の技術を身に付けていれば30代でも年収600万円以上稼ぐことは可能です。